グリップの必要性
両軸遠投カゴ釣りでは、石鯛釣り等と同じ様に、利き腕で元竿の上部(リールが下)を握って竿を振って投げます。
昔あったダイコーの槍雅など、一部の例外を除くと、デフォルトで元竿上部に滑り止めは付いていない為、雨やラインからの海水により濡れると、投げる時滑りやすくなります。その為、自分で滑り止めグリップを付けた方が投げやすく、オススメです。
元竿部グリップ
元竿部のグリップとして、昔は釣具量販店で買える定番のクロス模様の熱収縮タイプや、テニスラケットやバット用の巻き付けタイプを使っていましたが、いずれも厚過ぎたり、ごつ過ぎてかっこ悪いのでちょうどいいものをずっと探していました。
そして、ネットで見つけたのがこの「すべらーずぐりっぷ」でした。
このすべらーずぐりっぷは、薄いのにしっかりしていて耐久性抜群!
そして、変な模様もないので純正っぽくてカッコいい!
それでいてしっかりとグリップしてくれる!
まさに理想通りでした。
色は何種類かあるみたいです。まあ、私のセンス的には黒以外は考えられませんけど。
取り付けは熱収縮式なので、ドライヤー等を使用します。
太さが2種類あるので、使用する竿の直径に合わせて選択してください。
あと、なぜかこの商品、メーカーへ直接連絡して購入するしかなかったです。
OEMの関係からでしょうか。
とにかくおすすめのグリップです。
ちなみに私は、元竿部と、リールシート下にも傷防止を兼ねて取り付けています。
リール部グリップ
スピニングリールの場合、ラインは一度ラインローラーで90度曲げられてから、スプールに巻かれ、ロッドの下にリールがある状態で巻き取る為、ラインに付いた海水は下に落ちたり、もしくは飛び散るので、グリップは濡れにくいです。
一方ベイトリールの場合は、レベルワインダーとスプールが直線上にあり、ラインに付いた海水がスプールに付きやすく、また、リールがロッドの上のある為、グリップ部に海水が落ちて濡れやすいのです。
この為、リールグリップ部分には元竿部以上のグリップ力が必要になります。
そこで私がリール部に使っているのが、ホームセンターに売っているヤスリ状の滑り止めテープです。ヤスリ状なので、濡れても非常によくグリップしてくれます。
ただ、使っているとヤスリが取れてきますので、1年ごとくらいで交換が必要になります。
こちらも綺麗に付ければ純正の様な見た目でとてもカッコいいのでオススメです。
以上、ロッドグリップについてでした。
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